女性医師の皆様へ

 全国的に女性医師の割合は増加していますが、当科においてもその傾向は同様です。しかし多くの女性医師は、医師としてのキャリアアップの時期と出産、育児が重なるために、当直を含めた勤務との両立に悩むことも少なくありません。これらを個人の努力だけで解決するには限界があり、システムとして女性医師が働き続けることができる環境を整えることが重要です。そして、これは同時に、ともに働く独身女性医師や男性医師の支援にもつながるものでなくてはなりません。
 以下に、当科で取り組んでいる女性医師への支援システムについてご紹介します。

産前・産後休暇及び育児休業について

個人の実情に応じて産前休暇・産後休暇・育児休業の取得や、復帰後には育児の環境に合わせた勤務体制(当直の免除、時短勤務など)を取り入れています。

院内保育園

「さくらっ子保育園」

【利用対象者】
本学職員の子で、0歳(生後8週間以上)から2歳
(利用する年度の 4月 1日から翌年 3月 31 日までの間に3歳に達し最初の3月31日まで)の乳幼児
一時保育は、本学職員の子で、0歳(生後8週間以上)から小学校就学前の乳幼児

【保育時間】
月曜日~土曜日 7:00~19:00(21:00まで延長可)
水曜日、木曜日 24時間
日曜日、祝日および年末年始(12/29~1/3)休園

【その他の保育】
一時保育(緊急又は特別な事情(本学の職員の疾病、冠婚葬祭、介護等)の理由で乳幼児の保育が困難な場合に一時的に預かります。)
(7:00~21:00)、200円/30分
病後児保育(医師による疾病の診断があり回復期にあることの証明がある場合、他の乳幼児との集団生活が困難な時期にその乳幼児を一時的に預かります。)
(7:00~19:00)、3,000円/回

【定員】
31名(収容定員 50名)

病児保育事業(令和6年4月開始)

さくらっ子保育園では、職員の病児を保育することにより、職員の就業と育児の両立を支援するため、病児保育事業を開始しました。
【利用対象者】
・本学職員の子で生後6か月を超え小学校就学の始期に達するまで
・病気の回復期に至っていないが当面症状の急変は認めらない状態で、集団保育が困難であり、かつ、保護者の勤務の都合により家庭で保育を行うことが困難と認められる者
【保育時間】
9:00~18:00
日曜日、祝日および年末年始(12/29~1/3)休園
【定員】
最大4名(お子様の病状により受け入れ人数が変更になる場合があります。)
【利用料金】
 3,000円/日
※さくらっ子保育園在園児以外は、別途一時利用料(200円/30分)を徴収します。
【保育状況】
最新の情報はさくらっ子保育園へお問い合わせください。
【利用手順】
事前登録 → 電話予約 → かかりつけ医を受診 → 入室
※詳細はご利用のしおりを参照ください。
【予約方法】
お電話にてご予約ください。
099-275-5990(さくらっ子保育園) 月曜~土曜(祝日を除く)
前日:7時~18時 当日:7時~11時

女性医師の声

私は婦人科腫瘍をサブスペシャリティーに選び、現在3歳の男の子を育てながら、病理学教室の大学院生として日々産婦人科疾患の病理診断、ゲノム研究をしています。実家は福岡で夫も医師のためほぼ365日ワンオペですが、子供の笑顔を見ると仕事だけでは味わえない充足感があり、今は子育てと仕事のどちらもが必要だと感じます。
特に自分が恵まれていたのは、子供の急な体調不良で休ませてもらうなどのままならない中でも、着実に自分の興味のある分野の新しい知識を身に着け、キャリアアップできていると感じてモチベーションを維持できた点だと思います。子供が小さなうちの大学院進学はおすすめです。
来年は婦人科に戻り、本格的に修練を開始します。時間外は働けないので同僚に迷惑をかけてしまうとは思いますが、時間労力以外で自分が少しでも役にたてるように頑張ろうと思っています。元気であれば定年まで細くでも長く働きたいと思っているので、いつかは自分も戦力になれればと思っています。
当科は子育てされている女性医師の方々が個々の事情に応じて働き方もフレキシブルで、なによりはつらつとされている方が多いので、自分は希望が持てていると思います。
産婦人科に興味がある方々はぜひ見学に来てください。
(平成31年入局)